「港区白金 第1回」セレブだけど庶民的？知っているようで知らない港区白金
セレブなイメージだけではない、奥深い魅力をもつ白金＜基本情報・アクセス情報＞
港区白金は港区の南部に位地し、北に南麻布、南に白金台、東に高輪、西に渋谷区恵比寿が面しています。アドレスは白金一丁目から六丁目まで存在。広義では、白金台を含めた一帯を白金と称する場合もあります。よく「しろがね」や「しろがねだい」と読まれますが、実は「しろかね」、「しろかねだい」と濁音をつけないのが正式です。
主なアクセス拠点は、東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」駅。白金と高輪の境界に位地することから、それぞれの住居表示を取り入れた駅名であり、実際には白金高輪という地名は存在しません。また白金台には、同じく東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金台」駅があります。南北線と三田線が東急目黒線と、さらに南北線が埼玉高速鉄道と相互乗り入れしているため、「日吉」駅や「武蔵小杉」駅、「東川口」駅や「浦和美園」駅までもダイレクトで結ばれています。都内では主に「大手町」駅や「永田町」駅といった都心主要駅に直結し、通勤に非常に便利というメリットがあります。
また、目黒通りや桜田通り、明治通りと、幹線道路に囲まれているため、バスや車での移動にも大変便利です。
そんな白金といえば、誰もがセレブな街としてイメージすることでしょう。この街に暮らす奥様方は「シロガネーゼ」と呼ばれ、その華やかな暮らしぶりは、多くの主婦層を惹きつけました。
確かに、閑静で落ち着いた高級住宅街が形成され、町内には名門私立の教育機関が点在し、外苑西通りなどにはセンスの良い店舗が連なるオシャレな雰囲気も漂います。
しかしその一方で、実は庶民的な一面も併せ持っているということをご存知でしょうか。昭和の面影を残す商店街、学生にも嬉しいリーズナブルな飲食店も多く、「シロガネーゼ」のイメージで訪れると、そのギャップに驚くかもしれません。
また、教育機関や私企業が所有する山林や広々とした自然教育園など、23区屈指の緑地帯を有していることも大きな特長です。
周囲に各国の大使館も点在しているため、治安の面でも安心できるでしょう。